12.25.19:45 [PR] |
10.06.16:49 こどもの喧嘩 |
こどもの喧嘩には、どう対処すればいいのだろうか?
母の職場の友人の小学6年生の子供が友達と喧嘩をしたらしい。
その子をA君とする。
その子は学校の仲の良い友達を家に招待したのだが、その友達が家に向かう途中に他のクラスメイトと出会いそのクラスメイトが一緒に家についてきたのだ。
人数は多くなってしまったものの、A君はみんなと家で遊ぶことにした。
その後問題が起きた、A君は仲の良い友達とゲームをしていたところ、他のクラスメイトはA君の部屋の引き出しなどを開けてひそかにA君が大切にしていたおばあちゃんの形見を本棚に隠してしまったらしい。
友達が帰った後、形見がなくなっていることに気づいたA君の姿は想像どおりだったそうだ。
さて、ここでもし自分がA君の親だとしたらどう対処したらいいのだろうか。
そんな陰湿なクラスメイトを家に呼ぶな!とA君に言うのか?
学校の先生に相談するのか?
クラスメイトの親に話をして解決するのか?
親が出て行くことではないとして、子供同士の解決に任せるか?
私だったらどうするか。おそらくそのクラスメイトに再度家に遊びにきてもらうという選択をすると思う。そこで自分の息子から先に「あのことはもう気にしてないよ。けど、悲しいからもう二度としないで欲しいな」と言わせるだろう。目的は、息子に許すことの喜びを教えること、そしてクラスメイトの子に批判を与えず顔をつぶさずに、問題を解決する方法があり、二人の小学生にそのときの感情を教えることである。
その子はまだ小学生。そして自分の子供も小学生。教育ということを考えた場合、第一にその子の顔をつぶすようなことだけはしてはいけないのではないか。つまりその子の親に連絡して任せるという行動だ。第二に犯人探し>責任を問う、罰を与えるという行為をしてはいけない。こども同士に任せるとそのクラスメイトに対して最悪無視をするという行為を誘発する可能性がある。人間は悪いと思っていることに対して、批判等をされると反発>最悪自己正当化をする。これは大変危険なことである。
こういった対処方法はこどもだけじゃなくて大人社会でも応用が可能だと思う。子育ては大変、社員教育は大変。だけど、その対象はあくまで人間なのだから敬意をもって接する必要がありますなーと考えさせれた事件でした。
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